期間限定のハワイ滞在

夫の仕事の都合で、期間限定でハワイに住むことになりました。夫が先に出発して3週間ほど「ひとり親」になり、その間に引越し準備をし、子どもたちを連れてホノルルに来てから2週間ほどになります。

ホノルルに来た翌日から子どもたちは学校に行き始めました。アメリカの小学校は、日本の小学一年生にあたる1st gradeの前にキンダーという学年があり、ハワイの公立小学校の多くは「2012年12月末までに5歳になる子どもはキンダーに入学可能」ということで、次男は4歳にして晴れて小学校に入学。実は、夫がハワイに行くことになった当初は、子どもたちの学校のこともあるし、夫だけ単身赴任という形で私と子どもたちはサンディエゴに残ろうかと考えたこともありました。何しろ「期間限定」なので、やっとハワイに慣れたと思ったら、またサンディエゴで初めて通うことになる学校で友達作りをやりなおさなければならないからです。長男にしても、ハワイに行ってしまうと、サンディエゴに戻ってきたときに去年通っていた学校に戻れるかどうかは保証の限りではありません。

私の先生、Susie Waltonに相談したところ、あなたにとって何が一番大事なのかを自問してみたら、と言われました。子どもたちに安定した教育環境を与えること(つまり環境の変化や、転校という経験をさせないようにすること)が一番大事なのか、それとも家族が一緒にいることが大事なのか。心を落ち着けて自問してみたら、答えは明確でした。また4人の男の子を育てた彼女は「私自身が子どもたちを育てていたときは、新しい環境に移るたびに、これは新しい”adventure”だよ、って子どもたちに言って、みんなで楽しむように頑張ろうと心がけた。親自身が新しい場所に対してワクワクしていれば、子どもは大丈夫なもの」とも言っていました。

登校日初日、次男は明らかに「ここにいたくない」ということを全身で表現していました。私も後ろ髪をひかれる思いで教室をあとにしたのですが、翌日には笑顔で登校し始め、数日前には「今日いちばんよかったことは、学校に行ったこと」と言うまでになりました。次男は人なつこい甘え上手な性格なので、最初のハードルさえ乗り切ってしまえば大丈夫だろうと思っていましたが、そのとおりになりました。大人でも子どもでも、環境の変化を経験し、適応していくなかで、一回りたくましくなるのは同じこと。こちらに来て二人の様子を見て、数ヵ月後にサンディエゴに帰っても大丈夫だろうと思えるようになりました。「案ずるより産むが易し」ですね。この貴重な贈り物のような時間を、家族でめいっぱい楽しもうと思っています。

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