他人の成功を喜ぶこと

ハワイに来た翌週から週に一度通うようになった「サンセット・ヨガ」。刻々と変わっていく空と海の色を眺めながらヨガをするたびに、この場所にいられることへの感謝の気持ちでいっぱいになる最高の時間です。

クラスは、インストラクターのリードによって座って目を閉じて深呼吸をするところから始まります。このとき、日常のあれこれなどをいったん手放して、ヨガを行うこと、自分のために時間をとっていることを喜びましょうというようなことを言われるのですが、今まで参加した回では必ず彼女が付け加えることとして「他人の成功を喜びましょう」というものがあります。

これを聞くたびに私の頭の中にはFacebookのタイムラインが浮かぶのでした。Facebookのタイムラインを見ていると、成功や幸福というイメージばかりが多く、時に疲れたり嫉妬したりしてしまう・・・という声を聞いたことがあるからです。もちろん、ソーシャルメディアがなかった時代にも、いくらでも他人の成功や幸福を垣間見る方法はありましたが、今の時代はますます「人が何をしているか」を見聞きする機会が多くなっていると言えるかもしれません。そしてその結果、嫉妬というほど強い感情ではないにしても、「うまくいっている」「楽しい思いをしている」人々の様子を見るにつけ、つい自分の現状と比較してしまったりして落ち込んだり嫌になってしまう・・・という人がいても不思議ではありません。

疲れていたり、何かの犠牲になっているような気がしてしまっている時、他人の成功を喜ぶことはときに難しいものです。たとえ、他人の成功を心から喜ぶということが、思考の波動という意味では高いものだということを理性的には知っていても。誰にでもFacebookのタイムラインを見て(あるいは新聞やテレビなどで活躍していたりうまくいっていたりする人の話を聞いて)「ふーん、よかったね・・・でも心から喜べる気分ではない」と感じてしまうことはあるのです。おそらく、それでも自分の目標に向かって進んでいける人というのは、その思いを自分を駆り立てることに転換できる人、あるいは少なくともその状態に長くは留まらない(ことを選べる)人なのではないでしょうか。

このヨガのインストラクターもそういった人のひとりのような気がします。まだ3回ほどしか会ったことがありませんが、決して声高に何かを言う感じではないのに、芯の強さや秘めた闘志を感じされる素敵な女性です。ネットを見ながら邪念にとらわれる時間が長くなってしまった人は、思い切ってPCを閉じて、外に出てみるといいのではないでしょうか。週に一度、色々なことを「リセット」できる時間。これからも、この時間は家族の協力を得ながら死守していこうと思っています。

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