“Learn his language”

先日の記事「英語がわからないクラスメート」で、キンダーに通う次男のクラスのお子さんについて書きました。学校に次男を迎えに行ったあと「今日はどうだった?」と聞いて、いろいろ話していたところ、「今日もその子はランチの時間にまたタイムアウトの机に座らされていた」。タイムアウトとは、アメリカの育児ではよく聞く言葉で、親や先生の指示に従わない子どもに対してとるもの。具体的には、決まった場所(椅子など)に一定時間座っていなければならないなど、要はそこで行われているアクティビティから一旦外れなければならないというニュアンスがあります。

英語がわからないというチャレンジを抱えるそのお子さんがどうしているのか、気になっていたのですが、やはり・・・という次男の言葉。ELL(English Language Learners)のクラスに行って英語の強化の授業を受けているとはいえ、やはり年齢が低いとなかなか難しいこともあるようです。そこで次男に「その子を助けてあげるにはどうしたらいいと思う?」と聞いて見ました。すると、間髪いれずに返ってきた言葉は“Learn his language”. 次男は続けて「でも何の言葉かわからないんだけどね、英語じゃないし、日本語じゃないし・・・」と言っていましたが、その子の言葉が何なのかわかりさえすれば、その言葉を勉強することで、もっとサポートできるのに・・・という思いでいるらしいことにちょっとした感動を覚えました。

大人同士、言葉が通じる同士でも、コミュニケーションとは難しいものです。同じ言葉を話していると思っても、実のところは理解しあえていないこともあるでしょう。時には「あの人とは話にならない」とコミュニケーション自体をあきらめてしまうことも。それですむ人間関係ならいいのでしょうが、中にはそれで終わらせたくない大切な家族や友人もいます。そんなとき、その関係の未来を決めていくのは「相手の言葉(=意図や考え方)を学びたい」、つまり相手について学び続けたいという気持ちを持ち続けられるかどうか?という点につきるのかなという気がします。国際結婚のカップルにおいても、語学力自体はそこまで高くない者同士でも意思疎通をあきらめない二人は、試行錯誤しつつ、時間とともにうまくやっていくコツを発見していくでしょう。またパートナーシップや親子の間においては、相手のLove Languageを学ぶことは、関係を親密にすることにとても役立ちます。何をしたら「愛されている」と感じられるのか?というのは、人によって違うからです。パートナーや家族の間で、言葉がうまく通じないように感じられるとき、相手のLove languageは何なのかを意識して、必要があればそれを学ぶことも、ひとつの方法なのではないでしょうか。

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