結婚したい相手の年収は?

明日、「国際結婚」をテーマにしたスカイプでのセミナーの初回を行います。この企画は国際結婚の縁結びをサポートするKaiwa-USAという結婚紹介サービス代表の松本直子さんとタッグを組んで行います。松本さんとは私の本「国際結婚一年生」をきっかけに知り合いました。一年ほど前からスカイプで何度かお話しをしており、一緒にやりたいことのひとつにこのセミナーがあったのですが、私の妊娠・出産や移動などもあり、明日が初回の開催の日となりました。

今回のテーマは、国際結婚をする中で一番大事だと思われる言葉の問題、そしてトラブルになりやすいことのひとつ、お金の問題について。特に、後者については日本式の考え方が通用しない部分も大きく、それだけに結婚してから「こんなはずではなかった」とならないように気をつけるべき点です。例えば、婚活中の女性はパートナーに求める年収をあげるときに、「その年収の額=二人のために使えるお金」という認識をお持ちの方がほとんどでしょう。でも相手が日本人でない場合、これはそれぞれの考え方によって全く違ってきます。「年収一千万以上」と言ったところで、それだけ稼いでいる人が「夫婦といっても財布は別々で。(自分の分は自分で稼いでね)」という考え方であればどうでしょうか。相手に一定以上の年収を求めるのは自分が仕事を辞めても(あるいは自分の収入が少なくても)家計が困らないように、という理由であるならば、年収がそこまで高くなくても「夫婦なんだから財布はひとつで」と考える人と結婚する方が理にかなっているかもしれません。そして、その人の考え方として財布がひとつなのか?ふたつなのか?ということまでは「釣書」(あるいはネット上でのプロフィール)は教えてくれません。

以前、「夫婦、この不思議な関係」という曽野綾子の本について書きましたが、この本にも「まず出会って(知り合って)みなければわからない」という趣旨のことが書かれた箇所があります。以前も別のブログに書いたことがありますが、私が特に気に入っている部分で曽野綾子はこんな意味のことを書いています。

背の高い人とでなければ結婚したくないと公言していたある女性が、何年かたってみたら、自分より背の低い(でもそれを補うに余りあるほど頭のよさそうな)男性とよりそっていることがある。彼女は「ハイヒールでダンス踊れる相手がよかったのに」と愚痴を言ってみせるかもしれないが、心中ではこの夫でよかったと思うようになっている・・・

著者はこの例を引き合いに出して、
「この価値観の突然の変質、物の考え方の成長が、結婚が平凡な私たちにもたらす比類なく大きな贈りものである。それにはまず相手に会わなければならない。それから結婚にすすむかどうかを考えても遅くない。結婚を望むと言いながら、会わない前に条件をつける人、というのは、結婚をではなく『商取引』を望んでいるだけなのであろう」と言い切っています。

この年収の話というのも本当に下世話な例ではあるでしょうが、「出会ってみなければわからない」という点ではまさにそのとおりなのではないかと思います。明日はこういった話も交えながらセミナーを進めていきます。この国際結婚をテーマにしたスカイプ・セミナーは今後も継続して開催する予定です。今後の告知はまずメルマガで行い、定員に満たない場合にブログで呼びかけますので、ご興味のある方はこちらからメルマガにご登録ください。

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