ハリー・ポッターの著者の言葉

今回の震災で、国籍を問わず世界中の多くの人から「日本の家族は大丈夫ですか」と気遣うメッセージをもらいました。このブログで何度か書いてきたアメリカ人のブロガーで友人のクリス・ギレボーとツイッターでメッセージをやり取りした際に「毎日、日本からのニュースを聞いていると、前向きでいることが難しい時もあるけど、自分の置かれた立場に感謝し、出来ることからやることを頭に置いている」と言ったら、彼からは”Be well, and keep focusing on being you” と返信がありました。

自分でいること=自分らしくあること。こんな状況で、自分らしくって何をすること?これは、私の大好きなハリー・ポッターを書いたJ.K.Rowlingの次の言葉を想起させました。

“You will never truly know yourself, or the strength of your relationships, until both have been tested by adversity” (困難な状況に直面するまでは、自分がどういう人間なのか、そして自分にとって大事な人との絆の固さは本当にはわからないものだ)

前回のブログ記事でも書きましたが、こんなとき「自分はどんな人間なのか?」が見えてきます。また、自分の大切な人との関係も然り。国際結婚をしたカップ ルのためのコミュニケーション・コーチングや、国際結婚を控えた方への準備コーチングを生業としている私のところにも、日々ご相談のメッセージが来ます。 中には、配偶者や日本の家族の間で、日本に留まるべきかどうかの意見が合わず、悩んでいる方も大勢いらっしゃいます。この震災は、すべての人に多くのこと を考えるきっかけを与えました。自分や相手が困難に直面したとき、あるいは家族として決断を迫られる状況のときに、その関係が成り立っている基盤の強さが 試されています。被災地ではない場所にいる私も、自分たちに同じような試練がふりかかったらどうなるだろうか?と考えてみる機会になりました。
J.K.Rowlingは,“Such knowledge is a true gift” と続けています。困難な状況にあっても、そこで得られる自分について、そして自分の大切な人との関係についての知識は贈り物なのだ、と。この体験から少しでも何かを掴み取ることも、今私たちにできることのひとつなのではないでしょうか。

「国際結婚一年生」発売&日本への旅

私の初の書籍「国際結婚一年生」(主婦の友社)の発売を見届けるため、日本に一時帰国していました。発売日前日の木曜日の夕方に着き、金曜から翌週水曜まで、早朝から深夜まで色々な人と会い、友達と再会し、家族と時間を過ごし・・とても有意義な6日間でした。今年の3月にお会いして以来だった主婦の友社の藤岡編集長とも今後の打ち合わせなどをゆっくり行うことができました。

本は12月3日に発売になったのですが、その日以降、書店に入るときに「この本屋には置いてあるかな?」とドキドキしました。平積みや、棚で表紙が見えるような形での陳列(面陳というそうです)になっているところもあれば、1冊だけ背表紙を見せて棚においてあるところもありました。渋谷の「ブックファースト」(写真)では、ちょうど見に行った時に手にとってぱらぱらとめくっている人がいて、さらに緊張しました。また、置いてある場所も書店によって様々で、「コミックエッセー」「恋愛エッセー」などの形で、あの有名な「ダーリンは外国人」の周辺においてあるところもあれば、「法律」「社会学」「差別」「戸籍」「冠婚葬祭」など、書店ごとの判断で色々な場所に置かれているのがとても興味深かったです。今後もカリフォルニア州を初め、世界各国で大きな日系コミュニティのある都市の日本の書店や、日本人留学生の多い大学の書店などに置いてもらえるように活動していきます。

また、少しずつ感想もいただいています。最初にいただいた、文章による感想でとても嬉しかったのは、今回お会いした堀正岳さんという方のツイッターでのつぶやきでした(クリックすると別画面で大きく表示されます)。
ツイッターの字数制限の中で、「国際結婚」とは直接には関係がないと思われる堀さんにこのような読後感想をいただけたことは、私にとってとても意味がありました。堀さんはお父様のお仕事の関係で、人生の最初の18年間は日本とアメリカを数年ごとに往復するような生活だったそうです。国際結婚家庭のみならず、日本人同士の結婚の家庭でも、仕事の関係でそのような生活を送るご家族はたくさんいます。そういったご家庭で育つお子さんは、多かれ少なかれアイデンティティについて悩むこともあるでしょうし、慣れ親しんだ土地から別の土地に行くことについての葛藤やそこから得られる学びもあります。私の仕事もこういった状況にある個人やご家庭のサポートということを中心としています。

また、本書のイラストとコミックを担当してくださった山田うさこさんのブログにも、彼女のお友達で米軍基地に勤務されている方からの感想が掲載されています(こちらで読むことができます)。米軍勤務の人との結婚について、感情論でない客観的な事項を書いた書物はほとんどなかったような状況でしたが、横須賀基地でカウンセラーをされている方にもお話をすることができ、これからアメリカ軍の方と結婚しようとされている日本人女性に紹介していただけるというお言葉もいただきました。

帰国中に参加した、パーソナルブランディングの専門家、加藤一郎さんの主催する「天動説ディスカッションセミナー」という勉強会で、図らずも本の紹介をする機会をいただきました。

また、今「Facebookをビジネスに使う本」という本がとても話題になっており、先日はついにNHKニュースにも出演された、ソーシャルメディア研究所の代表、熊坂仁美さんともお会いすることができました。加藤一郎さんにしろ、熊坂仁美さんにしろ、セミナーをされている時に体中から発せられているエネルギーがとてもパワフル!とにかく「私はこのテーマに本当に夢中なんですよ!」という情熱が感じられ、参加者をひきこむ力に溢れていました。ソーシャル・メディアという分野で日本でとても輝いている人たちと直接お会いできたことも、今回の大きな収穫でした。

「国際結婚一年生」をお読み頂いた方は、是非ブログやFacebook、ツイッター、Mixiなどで感想やレビューをお書きいただけると幸いです。アマゾンのレビューも大歓迎です。

「国際結婚一年生」がついに発売!

今年の1月、ビジョン・ボードのイベントに参加した時の思いつきから始まった「本を出版する」というゴールに到達しました。12月3日に、私の初の書籍「国際結婚一年生」(主婦の友社)が発売になります。単身で一時帰国するため、まだ完成された本は見ていないのですが、両親の元には既に届いています。

この本は、「これから国際結婚を考えている人が読んで役に立つ」内容になっています。日本人同士との結婚とは異なる点や、国際結婚ならではの良い点・トラブルになりやすい点、事前にこれだけは話し合っておいたほうがよい点などをまとめています。国際結婚経験者からの貴重な経験談やアドバイスもたくさん入っています。国際結婚を前に親に反対されている人や、「これでいいのだろうか」とマリッジ・ブルーに陥っている人にも参考になる内容です。「国際結婚をするならまずこの本を」というバイブル的な本になることを願っています。

山田うさこさんが表紙絵のイラストと各章のはじめの部分のコミックを描いてくださいました。表紙の色も黄色で、Facebook上でもまた書店でも目立つ生える色です。アマゾンなどのネットで予約注文もできます。また、メディア用のプレス・リリースこちらからダウンロードできます。是非、ネットや全国の書店でチェックしてみてください。

国際結婚カップルのインタビュー“Maho & Greg”

私の初の書籍「国際結婚一年生」の発売日が迫ってきました。日本では12月3日に全国の書店に並ぶ予定です。普段、国際結婚のトピックは主に「国際結婚を考えた時に読むブログ」の方に書いていますが、今後はこちらのブログにも長めのインタビューなどを載せて行く予定です。

今日はその第一弾として、先日サンディエゴで仲良くしている三村ご夫妻のお家で集まった時に撮ったインタビューを掲載します。ビデオに出ているグレッグさんはオバマ大統領にとてもよく似ているのがわかるでしょうか。実際に会うとますます似ています。奥様の真帆さんと二人で、水を使わない洗車のビジネスをしています。グレッグさんはとても穏やかな物腰のジェントルマン、真帆さんもいつも元気で明るく、一緒にいて気持ちのよい人です。

一番のチャレンジは?とお聞きしたところ、真帆さんは「親に反対されたこと」、グレッグさんは「言葉の問題」を挙げていました。この二つは、国際結婚の本を書くインタビューの際にも頻繁に「難しかったこと」として挙がってきました。本では、これ以外にも「国際結婚の際にトラブルになりやすい事項」を網羅しています。これから国際結婚をされる方の参考になれば・・と願っています。

国際結婚・異国での子育て


子育てという人生で初めての体験を、自分の国を離れて異国でしている日本人の数は年々増えています。私もその一人で、いわゆる「国際結婚」で渡米、現在に至っています。二人目の子どもが生まれる前に、アメリカ人の夫とともに受講した子育てについてのクラスに大変感銘を受けて、この手法をマスターすべく、インストラクターの資格を取った後、これを仕事にしたいと思うようになりました。縁があって受講していただいた日本人のお母さん達と話していて感じるのは、子育てとは本当に手探りで行うものだということです。また、育児書を読んだり色々な話を聞いて情報を得ることはできるものの、もちろん万人に通じる方法なんていうものはなくて、基本的には自分の経験を思い出しながら、これは嫌だったから自分の子どもにはこうしてあげたい、または、こうされて嬉しかったから自分の子どもにもこうしよう・・という試行錯誤の連続ではないでしょうか。 Continue reading

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