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サンディエゴで難民支援

先日、ジャパニーズ・ファミリー・サポートセンター(JFSC)のワークショップに初めて参加しました。テーマは「世界からの難民について知ろう!」。私の住むサンディエゴは全米でも受け入れている難民の数が最も多い都市であることを初めて知りました。スピーカーのうちのお一人、なおさんという方は、サンディエゴに移住したのちに最初はボランティアでビルマのカレン族という少数民族の支援を開始。そのうちにサポートする人の数が増えてきて、ついにはNPOを立ち上げてしまったというパワフルな女性です。

このワークショップには、実際に何年もビルマの難民キャンプで生活していたところ、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のプログラムでアメリカに難民として移住するチャンスを得て、お母さんと二人でアメリカにやってきたという人が参加していました。まだアメリカに来て一年足らずなのに、立派に英語でプレゼンテーションをしていたり、堂々と質問に答えたりする様子からは、帰るところのない状況でアメリカに移民としてやってきた人特有のたくましさが感じられました。

なおさんの立ち上げたNPO、Karen Organization of San Diegoは、連邦政府の大きな助成金を勝ち取り、現在では専用のオフィスを構えて運営が行われています。カレン族の人々の支援には、日常のこまごまとした相談事から、働く先を見つけることまで、実にバラエティに富んだ業務が含まれているそうです。例えば、まだアメリカに来たばかりで英語がままならないとき、住んでいる家のドアから差し込まれたチラシなどが重要なものかどうかも判断がつきにくいときなどに、受け取った人々がそのチラシをもってオフィスに来るのだそうです。また、難民としてやってきた人々が、最終的な目標である経済的な自立を果たすことを支援するため、常日ごろ、カレン族の人々を雇ってくれそうな雇用主と関係を作り、何度も足を運んでは、一人でも多くの人を雇ってもらえるようにかけあったりというのも重要な職務だとなおさんは言っていました。

難民支援について学べたことはもちろん、なおさんのような方がサンディエゴで頑張っていることを知ることができて、とても有意義な時間となりました。今後、是非ポッドキャスト番組にもご出演いただけるとの快諾もいただきました。さらに踏み込んだお話を聴けることを、今から楽しみにしています。