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バレンタイン・デーだけでなく・・・

私たちは今年の5月で結婚11年になります。円満な結婚生活の秘訣は?と聞かれたとき、まず私が挙げるのは、「定期的にふたりだけで出かけること」。英語では “date night”といって、特に既婚カップルが二人だけで出かけるときに使われます。夫婦に子どもがいれば“parents night out”とも言われるこのデート・ナイト。日本では親になると結婚相手をその役割の名前(「パパ」「ママ」など)で呼び合う夫婦も多い中、アメリカでは既婚カップルのデート・ナイトは一般的な慣習として浸透しています。

子どもがいる夫婦がふたりだけで出かけようと思った場合、まず考えなければならないのは「子どもを誰に預けるか?」ということでしょう。我が家の場合、夫婦どちらの家族も近くに住んでいないので、ベビーシッターを雇うか、友人にお願いするか、という選択肢がありました。以前住んでいたところでお隣に住んでいたカップルもちょうど同じくらいの年のお子さんがいたので、何度か交代で子どもを預けあったこともあります。

また、我が家では数年前にサンディエゴ州立大学のキャリア・ページを通じて見つけ、それ以来ずっとデート・ナイトや、緊急事態があるたびにお願いしてきたベビーシッターがいました。去年の今頃に彼女の妊娠がわかり、「新たにベビーシッターを見つけないとね」と考えているうちに、夫の仕事の関係で3ヶ月ハワイに滞在することになりました。ハワイに行って生活が落ち着くと「誰かベビーシッターを見つけて(子どもたちを預けて)食事に行こう」ということになり、まずは口コミで探し始めました。周囲の知人や夫のハワイでの同僚に訪ねてみたり、またCraigslistという無料のクラシファイドのページで募集したりしましたが、いい人が見つからず、時間もないことから、初めてSittercityという有料のサイトを利用してみました。

Sittercityの登録料は年間で70ドル程度(夫はウェブサイトでクーポンを見つけたので、かかったのは40ドルでした)。会員登録をして、私たちの基本的な情報を入力した後、「ベビーシッターを募集」という記事を投稿すると、24時間以内に10人ほどから応募するメッセージが寄せられました。それぞれの候補者のプロフィールをサイトで読んで、時給の交渉などをメッセージでやりとりをし、そのうち2人に連絡をとり、インタビューのために来てもらいました。ちなみに、メッセージのやりとりはこのサイトを通じて行われるため、電話番号や自分のメールアドレスは自分が公表しない限り相手にはわからないようになっています。結局、面接をした2人ともよさそうな人だったので、ハワイ滞在中は変わりばんこに来てもらっていました。

このSittercityでは、それまでにベビーシッターを利用した人々からのレビューも読むことができるし、場合によってはバックグラウンド・チェックの有無もわかるようになっています。サンディエゴに帰ってきてからすぐに引越しをしたりしたので、夫婦ふたりだけで出かける余裕があまりない年末年始でしたが、今月に入ってまた募集の記事を書いたところ、今度はなんと1日だけで17人もから応募がありました。デート・ナイトに限らず、何かあったときに来てもらえる人を何人かあらかじめ見つけておくことは、夫婦どちらの家族も近くに住んでいないこの状況ではリスク管理のために必要なことでもあるので、この機会にまた数人をインタビューする予定です。

今日はバレンタイン・デー。アメリカではこの機会に夫婦でぜひお出かけ下さい、ということで子どもの預かりを行っている保育園などもあります。でも、バレンタイン・デーや誕生日、結婚記念日といった特別な日だけに限らず、一年を通じて、2人の関係に投資するお金や時間を確保することは、長い目で見てもとても大切なことだと感じます。オバマ大統領も先日の一般教書演説で strong marriage について言及していました。夫婦の関係を良好に保とうと努力することは、子どもにもよい影響があるはずです。